今回は投資の出口戦略についてのお話です。

投資って引き際が難しくない?

意外と投資の開始はお試しからだったりするからゴールイメージがないんだよね
いつ投資をやめるか
投資をし始めた時は、まだまだ先も長いしなんとなくでも問題なくいけてしまうのですが、最後の出口となるとそうはいきません。
そこで相場が下がっていて評価損状態であれば、決済した時点でそれが確定してしまいます。

もう売った方が良いかも!でもまだ上がるかも!?

相場なんて読めるわけがないと積立投資を選んだはずなのに、最後の最後でまだ上がりそうだと相場を予想し始めて売り時を逃がした人は多い…
投資の出口戦略に限らず、資産が値上がりしているときなど、だれもが通る道と言えます。
やめ時を間違えないために
一番の特効薬は最初からゴールを決めておくということです。
などなど、ゴールを決めておけば悩んで失敗することはありません。
「評価損が〇〇以上になったら売却する」なんかはロスカットの考え方そのものですね。
もちろん、あぁ…まだ売らなければ良かった…という後悔はあるかもしれませんが、売らずに失敗した後悔に比べればはるかにマシです。

なんでも想定通りに終わりを迎えられるとは限らないよ?

そんな時は短期的に達成可能なゴールを決めてしまいましょう
突然投資を終わらせなければならなくなってしまう可能性はいくらでもあります。
そんな時は短期的に達成できそうな目標とあきらめるラインを決めましょう。
同じ撤退でも自分の決めたルールで撤退なのか流されて泣く泣く撤退なのかでは気持ち的にもかなり違います。
終わりは次の始まり
このブログでも紹介しましたが、最近ではくりっく株365の上場廃止が決定し、手放さなければならなくなりました。
本当は20年でも30年でも積み立てを続けるつもりではじめたのに…

この際、私は価格が7,500のタイミングで決済を行いましたが、その1週間後くらいに価格は7,550まで上がっていました。
売却益に換算すると150,000円ほどの差になります。

もったいないことをしたね

ところが意外と後悔の気持ちは少ない!
くりっく株365ですが、上場廃止には1年以上あり、さらに価格の上昇するタイミングがあることはほぼ間違いない状況でした。
早速1週間後に売却時の価格を超えていますが、これより上に行くタイミングもたくさんあると思います。
ですが、もう少し待っておけばよかったという思いはあまりありません。
もともとそれなりに評価益が出ていたということもありますが、それ以上に終わりが見えたものはさっさと切り替えて次に行きたいと思っていたことが大きいと思います。
泣く泣く終わらせなければならない時には、それなりのやむを得ない事情があります。
それを忘れるための一番の薬は、どうしようもないことは自分の納得できるラインで蹴りをつけ、新しい目標に向かって動き出すことです。
くりっく株365の上場廃止決定時は、長い間続けるつもりだった商品が終わると知ってかなりがっかりしました。
ですが売却するときには新しくGMOクリック証券の株価指数CFDをはじめることしか考えていませんでした。
「巧遅は拙速に如かず」とまでは言いませんが、残り時間が限られているときは、早く判断をしないとどんどん選択肢が狭まっていきます。
そうなる前に、自分でゴールを選んで行動することで、例え成果は出なくても後悔の少ない、納得のできる結果になるのではないでしょうか。

『納得』は全てに優先するぜッ!!

必ず訪れる投資の出口、後悔のない幕引きを!
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